こまどり旦那様

働き者の夫について思うことを気の向くまま

旦那様、アウトプットを分けて下さい

夫は、アウトプット特化型。分かりやすく話し、声は張っていて聴きやすいし、会話の誘導もできるので、自分の聞きたいことを言わせるようなところがある。ビジネスマンとして有能。ずるい。対するわたしはインプットだけの頭でっかち。話し方は、終着点無しのちゃらんぽらんで曖昧な表現。夫にはロジックが破綻している、君とは話ができない、と、喧嘩した際、はっきり言われたことがある。なので、ああ、本当に頭の回転の早い立派な人だなあ。と思っていた時期があった。過去形である。あるとき、イギリスってどこ?僕、世界地図が分からないと言われた。わー。どーゆうこと?普通に生きてれば徐々にインプットされることがスッパリ抜けているのだ。戦争の歴史的背景がわからないからニュースを不思議そうに見ていて、どうしてかな?と聞かれ、わたしがたどたどしく説明すると整理整頓された言葉でまとめを返してくる。なんでじゃ。わたしは知識を持っている。夫はわたしから得た知識を自分ワードで、淡々と並べてわたしよりもよく知ったような雰囲気で話すのだ。こういう芸人いるわ!持ちネタ奪われた気分!!ニュースや映画の感想も奪われていく。ぐぬぬ。あー、アウトプット欲しいな〜。でも夫のインプットの量はいやだな〜。ううう。旦那様、アウトプット少し分けて下さい。わたしのインプットを分けますから。おわり。