こまどり旦那様

働き者の夫について思うことを気の向くまま

旦那様、その乳首は飾りです

我が家には赤ちゃんがいる。おっぱいおっぱいおっぱいねんねおっぱい、そんな赤ちゃんである。離乳食が始まれば、おっぱいをそれ程欲しがらなくなる、と巷で聞いていたものの、違った。ちょいちょい飲んでいる。飲みながら、テレビを見たり、夫に笑っていたり、寝てしまったりする。赤ちゃんを支え続けたわたしの手首は痛み、腕は太くなり、背中は猫背になった。
そんな授乳姿を見まくっている夫は、ときたま、乳首をさらけ出し、赤ちゃんに見せて、いる?と聞いている。赤ちゃんはキョトンとし、乳首を軽く触ったら、プイと横を向いてしまう。夫は違ったね!と笑う。赤ちゃんはわたしの方に来て、服の上から胸を触り催促するのだ。
夫のちちの出ない乳首はなんなのだろう。女の名残なのか。旦那様、その乳首は飾りですよ。おわり