こまどり旦那様

働き者の夫について思うことを気の向くまま

旦那様、愛妻に三点セットください。

日常で溜めて溜めて溜めまくった小さな呻きが、夫の発言をきっかけにポロリと零れる。それに対し夫は合理的な解決へ向けて、正論を言う。正論どーも!と心の中で叫びながら、あー自分女っぽいわ〜とへこたれる。解決方法じゃなくて労いが欲しいんだ〜。大変だったんだね!いつもありがとう!ついでに謝って欲しいんだ〜。こんなになるまで気づかなくてごめんね!さらに欲を出すと、男前の発言が聞きたいんだ〜。奥様、僕を頼ってよ!って。夫は、労い謝罪男前ができる人じゃない。わかってる。共感や労いが得られないのは脳が違うから。謝罪が貰えないのはわたし勝手に悩んでいたから。男前じゃないのは器用じゃないから。わかってるのだけど、期待してまううう。結婚するまでは互いによく見られたいという下心のために労い謝罪男前(わたしはしおらしさ)があった。いつからか、出産してからかな?その三点セットが、消えたんだよね。天ぷらトロロ下ろし付き蕎麦を気前良く出してくれてた蕎麦屋が常連になったとたん、面倒だから蕎麦だけね!みたいな。たとえ変だけど。蕎麦だけでも美味しいだぜ、堪能してくれって言われても、前三点セット付けてたじゃん!蕎麦で空腹は凌げるけど!リピーター大切にしようよ!愛妻大切にしようよ!あとさ、わたしも三点セット付けなくてごめんね!!愛夫大切にしたいよ!しよーかな。育児書読んでるとさ、書いてあるの大切にされた経験があることで周りを大切にできるって。まんまそーだわ。今気づいたわ。夫は子どもができてから、大切にされてないんだ、わたしに疎かにされている。なんてことだ。そりゃわたしが悪いわ。わああああ。おわり。