旦那様、出世願望は内緒にして下さい

産休入って暇で暇で、わたしの出世への道は断たれたのかな？とどっぷり悲しむくらい暇だった。弊社総合職は30歳を超えると次のステージに上がるようなんだけど、女性総合職は前例がないからどうなるんかいな。一般職の女性は半分くらい妊娠退社しちゃうしね。わたし産休育休中は養って貰うんだな〜。人様のお金で遣り繰りするのは不自由かもな、わたしの大好物菓子パンが買いにくいわー。（夫はパン苦手。）復帰しても、保育園のお迎えはわたしだよな。寝かしつけてまた会社に戻って残業する？夫が帰宅してなきゃできないよな。てことは、わたしの年収、子どもが育つまでいつまで？基本給だけ。今まで夫と同じだけ貰ってたからなー。ずーん。あーあ、子どもできるとわたしばかり変化するじゃんかー！といった嘆き具合。そんな頃、女性は出産してもバリバリ行こうぜ経営陣に入ろうぜ、といった本を衝動買いした。アメリカ版カツマさんに励まされて、悩んでも仕方ないかな前例がないなら作りゃいいっちゃろ？くらい気が大きくなった。そんな啓発本をダイニングテーブルに置いていたら、夫が妻は出世する気満々ですと職場に言ったみたいなんだ！！ななななんてこと！を！どうやら職場の上司にわたしは仕事を続けたいか？と聞かれたようで、僕らはどちらが家庭に入ってもよいし、僕は学卒で彼女が院卒なんで彼女に働いてもらったほう が効率いいです、彼女もこんな本読んでますし出世する気満々ですよ〜！と答えたそうで。マジかーい！そんな効率だなんて、辞めるのが自分でもいいだなんて、合理的過ぎやしないかい。よく思うことに、合理的だと夫の希望はわからないんだよね。不効率でもやりたいことってあるじゃないの？聞いてもこの人すぐ効率統計儲けで答えるから本音はわからないのよー！わたしばかりあーしたいこーしたいどうでしょ言ってるわ。もやもやするわー！効率追求が生きがいなら希望叶ったりでよろしいんでしょーが、どうなん？わからーん！まあ、とりあえず、わたしの出世願望は秘密にしといて下さいよ。あ〜復帰が怖いいい。おわり。